耳鼻咽喉科医師による診察
- 聴力検査
- 医師(耳鼻咽喉科専門医かつ補聴器相談医)
による補聴器の装用の適性判断
ご自身、周りの方でこのような事はありませんか?
“耳の聞こえが今までと違う”
という方は一度チェックしてみてください。
上記のチェック項目でいくつかでも当てはまる方は、
一度耳鼻咽喉科を受診し聴力の評価をお勧めいたします
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
午前 8:45 |
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午後 2:00 |
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☆土曜午後は5:00まで
耳鼻咽喉科医師による診察
診察が終了し、補聴器の必要性があると判断された場合には補聴器外来を予約していただきます。
補聴器外来 〜まずは試聴から〜
言葉が耳から入ってくると、その情報について考えたり、喜びや悲しみ等の感情の動きが起こります。人間の認知機能というのは、このように言語の情報に対して脳が働くことで維持されている側面があります。裏返すと、難聴によって言語情報が入ってこなくなることは、認知機能の低下を招く恐れがあります。厚生労働省の新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)の中でも、「難聴は認知機能低下の危険因子の一つである」と報告されており、認知症予防の観点からも難聴への早期介入が大切と考えられています。そのための重要な手段の一つとして補聴器が挙げられますが、残念ながら世界的に見ても、日本での補聴器普及率は他の先進諸国に比べかなり低いのが現状です。
補聴器の普及率が上がらない理由はいくつか考えられますが、耳鼻咽喉科医が診察し、治せる病気を先ず治し、本当に必要としている人に必要十分な補聴器(機能的にも価格的にも)をお届けするという、本来あるべき流れが十分に整っていないことも一因ではないかと思われます。
また、補聴器は購入後の継続的な調整や実際に効果が出ているかの客観的な評価がとても重要ですが、これが適切に行われていないために補聴器の装用効果が十分出ず、補聴器の満足度やイメージの低下を引き起こしています。
このような現状を踏まえ、当院では“無いよりはマシな補聴器”ではなく、“必要不可欠な補聴器”をご提供できるよう、医師の指導のもと言語聴覚士を中心に補聴器外来を行っております。これからの高齢化社会において、一人でも多くの方が快適なコミュニケーションによって豊かな社会生活を送ることができるよう、微力ながら尽力してまいりたいと思います。
前田医院 院長 前田 一彦
現在「言語聴覚士」と「医療事務」のスタッフを募集中です。